HINOGAWA
日野川漁業協同組合
About
福井県と岐阜県との県境にある夜叉ヶ池(やしゃがいけ)に源を発し、南越前町、越前市を経て福井平野へ流れ出る日野川を漁場としています。
アユの中間育成施設を備え、県内でも最大級の放流を行っています。数年来のシロザケの稚魚放流事業により、近年多くが遡上してきています。
また、100人規模のアユ釣り大会、女性だけのアユ釣り大会の開催など、日野川に釣り人が集まるために積極的な活動を行っています。
Contents
[漁場]日野川(広野ダム含む)及び支流
☎︎ 0778-22-0204 / 今庄支所 : 0778-45-1791
[遊漁規則]内共第3号(日野川漁協)
[魚種]アユ・イワナ・ヤマメ(サクラマス)・コイ・フナ
[漁期]アユ(公示日より11月30日まで)、イワナ・ヤマメ(2月1日より9月30日まで)、コイ・フナ(1月1日より12月31日まで)
◉漁期中であっても、禁止区域や保護期間が決められています。遊漁料金の額や取扱店は漁協で決められています。詳しくは、お電話にてお問い合わせください。
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Special Contents
「みらいへのバトン」
日野川
最高!再考!さあ行こう
ダムとの共生
日野川では、広野ダム(築後46年)及び桝谷ダム(築後16年)のダム2基が設置されており、3基目のダムとなる吉野瀬川ダムが建設中です。これまでの2基のダム建設の経験を活かし、今回の吉野瀬川ダム建設に関しては、当漁協は「ダムとの共生」を図ることが重要と考えています。工事が環境負荷を与えないか注意することは勿論ですが、完成する4年後において、ダムの供用を見据えています。ダム本体やダム湖、その周辺の活用方法について、当漁協はじめ行政や観光協会が一体となって取り組みを始めています。特に当漁協では、ダムの上流および下流の両方で良好な釣り場を再生し、観光資源化することにより、地域の活性化を図っていきます。
アユの棲める川を目指して
当漁協は、漁業者、釣り人、行政、地元住民、工事関係者が一体となって環境整備を継続的に実施しています。そのために「アユのすめる川づくり」について以下の提言を行っています。
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海からの移動経路の確保のため、魚道の整備
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砂礫河原の再生として、河川内樹林の撤去、産卵床の再生
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地形(川の平面線形、蛇行)の特徴を踏まえた瀬や淵の再生
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アユが住み着く巨礫の配置
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夏場の水温上昇抑制、ヤマメやイワナなどの餌の供給(虫の落下)などの河畔林の保全
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河川景観の保全、親水、レジャーへの活用として水辺空間の整備保全
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学識経験者による川づくりのための指導助言
持続的発展のために
遊漁者と漁協とがWIN・WINの関係になっていくことを目指します。知恵を出し合い、歩みを止めることなく、祖先から引き継いできた美しい古里の河川を未来に繋げる活動を継続していきます。